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米Exhibitor Relations社
ジャンル: アクション/サスペンス
キャスト:ジェイソン・ステイサム、アレッサンドロ・ガスマン、アンバー・ヴァレッタ、ケイティ・ノタ、マシュー・モディーン、ジェイソン・フレミング、キース・デヴィッド、ハンター・クラリー
監督:ルイ・レテリエ
製作:リュック・ベッソン、スティーヴ・チャスマン
製作総指揮:テリー・ミラー
脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン
製作国:フランス/アメリカ
配給:FOX(日本:アスミック・エース)
全米公開:2005年9月2日/日本公開:2006年
上映時間:88分
MPAAレイティング: PG-13
マイアミで引退生活を送る元特殊部隊隊員のフランク・マーティン(ステイサム)の今の仕事は、大富豪の息子ジャックの運転手。一ヶ月の間ですっかりフランクになついたジャック(クラリー)が、突然父ビリング氏(モディーン)の仕事にまつわる誘拐事件に巻き込まれるところから、話は急展開。ただの運転手ではなく、プロの「トランスポーター=運び屋」としてのポリシーを貫くため、フランクは彼の持つあらゆる能力を用いて、悪党ジアニ(ガスマン)を追いかけるのだが、、、
派手なアクションとセンスのいいジョークで世界を魅了した、痛快アクションコメディーが帰ってきた!そもそもシリーズ第一作「トランスポーター」は、監督/脚本を担当するフランス人ヒットメーカー、リュック・ベッソンが、ジェイソン・ステイサムのために脚本を書いたと言われる作品。
ステイサムと言えば、「ミニミニ大作戦」での仕事人ぶり、ジェット・リーと共演した「ザ・ワン」でのアクションなど、ストイックなアクションスターというイメージが強い。ガイ・リッチーの映画「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の4人衆の一人としてデビューを飾ったステイサムだが、実はイギリスのダイバーチームの一員として、オリンピックにも参加し、世界12位という記録を持つ生粋のスポーツマン。その後「スナッチ」などの作品を通じて、徐々に俳優として力を付け、「トランスポーター」で一躍新時代のアクションスターの地位を得た。
今回のシリーズ第2作目は、1作目以上に「あり得ない」スタンツ、アクションが目白押しだ。とくに車にしかけられた時限爆弾を、間一髪で取り除く技など、劇場中が出来過ぎな展開に思わず大爆笑。観客を笑いに引き込めるほどの「作りっぷり」は、まさに娯楽映画の醍醐味的要素である。ワイヤーアクションについては、ジェット・リーの映画に重なる部分が多く、オリジナリティーに若干かけるのが残念だ。
脇を固める出演者は、スーパーモデルから女優への転身に成功した、アンバー・ヴァレッタ。「最後の恋のはじめ方」に続き、ハリウッドムービーでの準主役級での出演で、すっかり「女優」としての風格が現れている。もう一人の女性ロラ役のケイティ・ノタは、ステイサムと直球でアクション勝負をする色気たっぷりの女殺人鬼役。実は彼女も元モデルで映画は今回が初出演である。ステイサムの相手役、ジアニを演じるガスマンは、イタリア/ヨーロッパの映画界で活躍している若手俳優と、フランス/アメリカ共同製作らしく、ワールドワイドな顔ぶれとなっている。
第一作はBMWの7シリーズを運転していた「運び屋」フランクだが、本シリーズでは12シリンダーのアウディーA8を乗りこなす。007シリーズでジェームス・ボンドが乗る車が注目されるように、この映画トランスポーターでのアウディーの走りは、CM以上の効果があること間違いなしだ。
評論家の評価:B-
観客の評価:B
筆者の評価:B
日本でのヒット性:B
文:寺町幸枝