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米Exhibitor Relations社
ジャンル:キッズ/ファミリー、ミュージカル/パフォーミングアーツ、SF/ファンタジー
キャスト:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、ヘレナ・ボハム=カーター、クリストファー・リー、ミッシー・パイル、デヴィッド・ケリー、ノア・テイラー
監督:ティム・バートン(「バットマン」「バットマンリターンズ」)
原作:ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」
製作:ブラック・グレイ、リチャード・D・ザナック
脚本:ジョン・オーガスト(「チャーリーズ・エンジェルス」シリーズ)
配給:ワーナーブラザーズ
全米公開:2005年7月15日/日本公開:2005年9月
上映時間:115分
MPAAレイティング: PG
貧しい家に生まれ育ったチャーリー・バケットは、この世に5枚しか存在しない、ゴールドチケット入りチョコレートを見事当て、憧れのウィリー・ワンカの巨大なチョコレート工場を見学するチャンスに恵まれる。チャーリーとジョー爺さんは他の4人の子供たちと共に、ウィリーの案内で、小人のオンパ・ロンパスが働く、一風変わった不思議な工場の中を探検し始めるのだが。。。
日曜日のサンタモニカ・マン・シアターは、家族連れやカップルで、埋め尽くされた。全員がまるでチャーリーみたいに、ウィリー・ワンカのチョコレート工場を見学するのを、心底楽しみにしているように見えた。
日本では公開されなかった、1971年のメル・スチュアート監督作品「WILLY WANKA& CHOLOCALTE FACTORY(邦題:夢のチョコレート工場)」と原作が同じではあるものの、脚本を担当したオーガストが、書き上げるまで旧作を見なかったことも影響しているのか、結末は全く異なっている。人気映画を生み出してきたオーガストが書いた作品だけに、旧作よりもさらにウィットに富んだジョークあり、笑いあり、シリアスありの内容となっている。
人気俳優ジョニー・デップが、夢物語の案内役として主演している本作は、大人は子供に戻り、子供はおとぎ話の主人公になった気分に浸れる。最初から最後まで、ストーリーのスピード感と、思わず「うわぁっ」と声をあげてしまうようなCGたっぷりの映像は、まるで「ディズニーランド」で遊んでいる感覚に近いものを与えてくれる。特にオンパ・ロンパスのパフォーマンスは、必見!
主人公、チャーリーを演じるフレディ・ハイモアは、昨年公開の映画「ネバーランド」でもジョニー・デップと共演しているが、実はデップが、「ネバーランド」でのハイモアの演技力に感銘を受け、監督ティム・バートンにチャーリー役として推薦したのが本作出演のきっかけになったそうだ。
なお映画内には、本物のチョコレートを使った様々な小道具/大道具が登場する。実際にチョコレートを販売する世界企業、ネスレが1850本のチョコレートバーを提供し、さらに110,000本のプラスチックの偽チョコレートバーに、ネスレラッピングを施した。またロリポップの木はもちろん、チョコレートの川に浮ぶ船については、22週間もかけて実際に作られた。色とりどりのチョコバーやキャンディーが、映画の「楽しさ」を演出する重要なファクターとなっている。
本作品の週末興行成績は$5,540。評論家の評価がB+に留まっているのに対して、関係者の予想を上回る、非常に幸先良い出だしである。劇場での観客の反応も上々で、子供から大人まで心底楽しめる映画として、大きな笑いとワクワク感を人々に与えている。日本では夏休み明けの9月公開予定となっているが、学期はじめの学校で、この映画は話題の的となるに違いない。
評論家の評価:B+
観客の評価:B+
筆者の評価:A
日本でのヒット性:A-
ウィリー・ワンカを演じるにあたり、デップはあのいかれたロッカー”マリリン・マンソン”を、イメージの参考にしていたそうだ。ちなみに、マンソン自身この映画の主役をぜひとも演じたかったと思っていたらしい。デップでなく、マンソンだったら、これほど多くの幼い子供たちから愛されるキャラクターになったのかどうかはさだかではないが。。。
文:寺町幸枝