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米Exhibitor Relations社
ジャンル:SF/ アドベンチャー/アクション/ファンタジー
キャスト:ユアン・マクレガー 、ヘイデン・クリステンセン 、ナタリー・ポートマン 、イアン・マクディアミッド、サミュエル・L・ジャクソン
監督/脚本:ジョージ・ルーカス
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
音楽:ジョン・ウィリアムズ
配給:FOX
全米公開:2005年5月19日/日本公開:2005年7月9日
上映時間:146分
MPAAレイティング: PG-13
アナキン(ヘイデン・クリステンセン)とアミダラ(ナタリー・ポートマン)の結婚から3年後、クローン大戦が勃発。シス卿とグリィーヴァス将軍による分離主義者の勢力はますます拡大し、元老院も崩壊状態になる。共和国側は窮地に追いこまれ、誘拐されたパルパティーン最高議長(イアン・マクディアミッド)を救うため、アナキンはオビ=ワン(ユアン・マクレガー)とともに共和国を率いて危険に満ちた任務につく。死闘の末にドゥーク伯爵(クリストファー・ リー)を倒すが、この勝利が後にアナキンをダークサイドへ転じるきっかけを作ってしまった…。
すでに“国民映画”となったスターウォーズシリーズ。アメリカでは、公開直前にいわゆる「フリーク」と呼ばれるスターウォーズの強烈なファンたちが映画を観るために会社を休んだ場合の、経済的な損失までされるほどの興奮状態。ちなみに、3月頃のオフィシャルプレビュー後、ちらほらネタばらしをする評論家やエンタメ関係者がいたものの、「アナキンがダースベーダーになる」というこのシリーズの最も重要な点を描いた本作のディテールは、公開直前までほぼ「なぞ」のまま。その甲斐あって、観衆の期待は膨らみ、単日ベースの興行成績ではすでに「ロード・オブ・ ザ・リング」や「スパイダーマン2」を優に上回る勢いなのだ。
スターウォーズシリーズは、初期3部作から「エピソード1」制作までに16年の歳月が経っている。監督/ジョージ・ルーカスがTimes誌に語ったところによると、作品を追うごとにコンセプトが複雑になり、全てのストーリーを矛盾のない一つの物語として完結させ、さらに予算内に完璧に表現するために、新しい映像技術(アニメーションやデジタル技術など)の登場を待たねばならなかった、ということだ。長い年月妥協をせずに待つ姿勢があったからこそ「スターウォーズ」は20年に渡って多くの映画ファンが待ち望む映画シリーズになったのだ。
アナキンが劇中パドメに向かって「I don't wanna be the Jedi that I should be. I wanna be more. But I know that I shouldn't be」(私はなるべき姿のジェダイにはなりたくない。もっとすごいジェダイになりたいんだ。だが、そうなってはいけないことも僕はよく知っている)と言ったシーンはもっとも印象的。アナキン役のヘイデン・クリステンセンは、前作よりずっといい俳優に成長している。批評家からは演技力の無さを指摘されていたクリステンセンだが、今作では善悪の間で揺れる一人の男を熱演している。選ばれた正義の味方、ジェダイとして。そして一人の女性パドメを愛する男として。クリステンセンが魅せる「色気ある悲しい眼と男の涙」が、今作でアナキン=ダースベイダーがスターウォーズシリーズの「真の主役」であることを印象づけた。
いよいよ最終作を迎え、ファンとしては嬉しいような、寂しいような。だが衣装、セット、全ての面で、シリーズ最終作としての期待に十分応えるだけの見応えのある作品に仕上がっている。これを逃して2005年のエンターテイメントは語れない!
評論家の評価:B+
観客の評価:A-
筆者の評価:A
日本でのヒット性:A
ここでトリビア。劇中に使用されているオビ=ワンのライトセーバーは、1977年のシリーズ第1作目、「スターウォーズ」で使われたものと同じものであるそうだ。ストーリーの一貫性を感じさせる一品であることは、間違いない。
渡辺謙が出演していることで、日本でも注目されている「バットマンビギンズ」。全米では6月18日に公開が迫り、何かと話題になっているのだが、なによりファンを驚かせたのは今回の映画のヒロインである若手女優、ケイティ・ホームズ(ドラマ、Dawson'sCreek主演)がなんとあの名俳優トム・クルーズとプレビューに現れたこと。26歳と42歳の歳の差カップルの恋愛の行方が、今ハリウッドではもっぱらの関心ごと。ある週刊誌によれば、クルーズと噂のあった女優たちはみな「役者」として成功しているそうだ。もともとクルーズの大ファンだったホームズもこれを機会に一気に賞女優への仲間入りか、と噂されている。
文:寺町幸枝