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北米映画興行ランキング(4月15日〜17日)と映画評

順位 前週 タイトル(配給会社)
邦題
3日間の
興行収入
1 - The Amityville Horror (MGM)
The Amityville Horror
2350万ドル
2 1 Sahara (Paramount Pictures)
サハラ 死の砂漠を脱出せよ
1310万ドル
3 3 Fever Pitch (20th Century Fox)
Fever Pitch
850万ドル
4 2 Sin City (Dimension Films)
シン・シティ
670万ドル
5 4 Guess Who (Columbia Pictures)
Guess Who
490万ドル
6 5 Beauty Shop (MGM)
Beauty Shop
370万ドル
7 6 Robots (20th Century Fox)
ロボッツ
360万ドル
8 7 Miss Congeniality 2: Armed and Fabulous (Warner Bros. Pictures)
デンジャラス・ ビューティ2
300万ドル
9 8 The Pacifier (Walt Disney Pictures)
The Pacifier
240万ドル
10 10 The Upside of Anger (New Line Features)
The Upside of Anger
210万ドル

米Exhibitor Relations社

 

今週リリースの注目作品

『The Amityville Horror/悪魔の棲む家』

ジャンル:サスペンス/ホラー
キャスト:ライヤン・レイノルズ、メリッサ・ジョージ、ジミー・ベネット、ジェス・ジェイムス、レイチェル・ニコルス
監督:アンドリュー・ダグラス
製作:マイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー
原作:ジェイ・アンソン『アミティビルの恐怖』(徳間書店)
配給:MGM/
全米公開:2005年4月15日/日本公開:未定
上映時間:89分
MPAAレイティング:R

あらすじ:

1974年11月14日、ロングアイランドのアミティヴィルで一家全員がベッドの上で射殺された。犯人はなんと長男。彼は家の中から聞こえる「声」に家族と3人の兄弟を殺すように言われたと証言した。  
忌まわしい事件から一年後、ジョージとキャシー・ラッツ夫婦と3人の子供たちがこの家に移り住む。バラ色の新生活もつかの間、不気味な出来事が次々と家族を襲いはじめる。幻覚や悪魔の声に悩まされるジョージ。奇怪な行動をとる長女チェルシー。夫や娘の様子が次第におかしくなることに怯えるキャシーは、間もなくこの家に隠された恐るべき秘密を発見する。

解説:

この事件は究極の「本当にあった恐い話」。「実話にもとづく物語」というテロップからはじまるストーリーは、実際に起きた超常現象を題材にしたベストセラー・ノンフィクションの映画化で、1979年のスチュワート・ローゼンバーグ監督、ジェームズ・ブローリン主演「悪魔の棲む家」のリメイクだ。

監督のアンドリュー・ダグラスはイギリスでビデオやコマーシャル監督として活躍したベテランだが、フィルムのメガホンを取るのは今回が初めて。米国ではつい先日「リング2」が公開になったばかりだし、昨年末の「呪怨」ハリウッド版の人気も高く、ホラー映画が今のハリウッドで「旬」であることは確かだが、残念ながらこの映画、評論家のコメントは非常に厳しい。かつての名作ホラーの焼き直しに過ぎないという意見がちらほら聞こえる。

とはいえ、青い空、白い雲、湖沿いに立つ大きな家とボートハウスと、不気味な夜の静けさの対比が観客を恐怖に導くところは、典型的なホラー映画。単純に怖いもの見たさの観客からの評価は意外に高い。またこの映画、70年代の香りぷんぷんで、息子がロックバンド「KISS」にぞっこんだったり、主演の二人が着ているシャツやデニムも時代がかっていたりと、当時の様子をリアルに描いていて、この辺も見所の一つになっている。

評論家の評価:C-
観客の評価:B
筆者の評価:B-
日本でのヒット性:B

「リング」、「呪怨」をはじめ日本でのホラー映画人気もすでに不動。実話に基づいているというキャッチは、最近のホラーの定番になりつつある。

ハリウッド速報!:

いよいよ全米公開が5月19日と間近の「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」。公開が近づくとともにその全貌が徐々に明らかに。雑誌「ヴァニティー・フェアー」の寄稿編集者ジム・ワンドルフによれば、今回の作品は過去の二つの新作よりも、旧三部作を好むファンの期待を裏切らない内容とのこと。次の作品はまさにダース・ベイダーの栄枯盛衰の物語らしい。乞うご期待である。

文:寺町幸枝