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ジャンル:アクション、サスペンス、ファンタジー
キャスト:キアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ
監督:フラシス・ローレンス
原作:ケヴィン・ブロドビン
上映時間:121分
全米公開:2005年2月18日/日本公開:2005年ゴールデン・ウィーク予定
MPAAレイティング:R
配給:ワーナー・ブラザーズ
悪魔祓いの専門家ジョン・コンスタンティン(リーヴス)は、現世と地獄を行き来する特異体質の持ち主。双子の姉(妹)の自殺を疑う女刑事アンジェラ(ワイズ)に協力を求められ、天使と悪魔が混在するロサンゼルスの裏世界を捜査し始める。そのころ、権力の象徴といわれる「運命の槍(Spear of Destiny)」を発掘した男が、国境を越えロスに向かっていた。災いの前兆に苛まれるコンスタンティンとアンジェラは、自らの魂を救済するため悪魔との戦いに向かう・・・。
スーパーマン、バットマンなどキャラクターの宝庫DCコミックスから、『ヘルブレイザー』を映画化したのがこの『コンスタンティン』。ちなみにスパイダーマン、デアデヴィル、X-メンはマーヴェル・コミックスと所属が違います。まあ小学館と集英社みたいなもんです。
この手のアメコミ映画化、ビッグ・ヒットはあたりまえの世界で、あの『マトリックス・トリロジー』を完結させたネオことキアヌ・リーヴス主演となれば、いやがうえにも期待が高まるところ。しかしながら、前週公開のウィル・スミス主演『Hitch』が好調を維持しナンバー・ワンをキープしたため、僅差で週末興行成績2位に甘んじることになりました。惜しかった!
本作で監督デビューとなるフラシス・ローレンスは、もともとミュージック・ビデオ畑出身ということで、映像はとにかくスタイリッシュで美しい。青空、ヤシの木、能天気なロサンゼルスを、こんなに暗くファンタスティックに映したのは『ブレード・ランナー(1982)』以来でしょうか?ご立派です。
キアヌ・リーヴス演じる悪魔祓いジョン・コンスタンティンは、ヘビー・スモーカーで、末期の肺がんに侵されていて(タバコやめろよ)、青白い顔でいつもへろへろ、無愛想。いわゆるアンチヒーローってやつです。なんせ現場に駆けつけ悪魔にささやく決めゼリフが「オレはコンスタンティン、アスホール(ろくでなし)」ってぐらい。このハードボイルドな世界にさえハマれば、この映画はなんとかOKでしょう。
一方、共演のレイチェル・ワイズは、『ハムナプトラ』シリーズのエヴァリン役でおなじみ。最近では『コンフィデンス(2003)』『ニューオーリンズ・トライアル(2003)』のヒロイン役でもいい仕事をしている要注目の女優です。この調子で『羊たちの沈黙(1991)』のジョディー・フォスターを越えて欲しい。レイチェルよ、目指せ!サスペンスの女王。
文:森マサフミ