2004年11月27日
カリフォルニア的THANKSGIVING(感謝祭)
寺町幸枝
日本にいた頃、Thanksgivingと聞いて、どんなものなのか全くピンとこなかった。ここアメリカに居ても、家族と一緒に過ごすということがなければ、なんてことはないひとつの休日でしかない。だが、実際Family Dinnerに呼ばれてみて、少しその意味を考えてみるのも悪くないと思ったので、バックグラウンドを改めて調べてみた。
サンクスギビングは、ピルグリムス(清教徒)がアメリカ大陸に上陸した頃までその歴史は遡る。上陸後多くが飢えと寒さに倒れる中、敵と思われていたインディアンの教えにより学んだ狩猟や農耕によって、翌年の秋には沢山の収穫が得ることができた。その収穫の喜びを神に感謝するために開いた会食が起源と言われている。このようなバックグランドをちゃんと意識して、ターキーを食べるアメリカ人が今どのくらいいるか分からないけれど、少なくとも「会食」という伝統はまだちゃんと受け継がれている。
今回招かれた家でいただいたターキーはとりわけ珍しいもので、南部(ルイジアナやニューオリンズ)の名物ターキーで、「Turducken」と呼ばれるもの。ターキーの中に、ダックとチキンが入っているというもので、もともとヨーロッパの一部で調理されてきた、ターキーの調理法らしい。ちなみに、ただの丸焼きターキーより断然おいしい。スパイスで味付けされた肉なので、ソースをつけなくても十分味わえる。(それにしても、日本人にはターキーはあまり馴染みがないなぁと思う)
さて、このThanksgiving Day、特にお祈りをささげたり、どこかに行ったりといったことはしなかった。もちろん、敬虔な信者の人たちは、会食前に教会に行くに違いないのだけれど、いわゆる普通の家庭にとって、今日では「家族が集まるきっかけになる日」という捉え方の方が正しいのかもしれない。「会食」そのものが大きな出来事なのだ。クリスマスまで後1ヶ月。アメリカの年末は、パーティー続き。一年で、一番賑やかな+華やかな季節の到来だ。
参考サイト http://wilstar.com/holidays/thanksgv.htm
投稿者 寺町幸枝 : 2004年11月27日 02:10 | [EDIT]
